2012年4月27日金曜日

恐怖の報酬











《ストーリー》
中米を舞台に、ほんの一滴で爆発してしまう危険物のニトログリセリンを運搬する男たちの恐怖をスリリングに描いた傑作。中米を舞台に、メキシコに近い中米の町。ある日、町から500キロ離れた山の上の油田で火災が発生。石油会社は一刻も早く鎮火させるため、ニトログリセリンの使用を決断する。危険なニトログリセリンを運搬する運転手は賞金付きで募集され、マリオらが2台のトラックに乗り込んで現場へ向かうことになる。険しい山道を進む中で数々の困難に襲われる男たちの運命は?
《キャスト》
出演:イヴ・モンタン、シャルル・ヴァネル、フォルコ・ルリ、ペーター・ファン・アイク
《スタッフ》
監督・製作:アンリ・ジョルジュ・クルーゾー
脚本:アンリ・ジョルジュ・クルーゾー
原作:ジョルジュ・オルノー
音楽:ジョルジュ・オーリック
撮影:アルマン・ティラール
《作品データ》
原題:Wages of Fear (Sorcerer)
製作国:1953年フランス/イタリア
上映時間:131分
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2012年4月26日木曜日

鉄道員













《ストーリー》
鉄道員として働く初老の父親アンドレアとその家族の姿を、幼い末っ子サンドロの視点から描くホームドラマ。第2次世界大戦後のイタリア。ある日、アンドレアが運転する列車に若者が投身自殺を図る。しかもそれが原因で衝突事故を起こしかけ、左遷されてしまう。一方、家庭では長女ジュリアが流産、続けて長男マルチェロが家出をする。そんなアンドレアは酒に溺れるようになっていく……。

製作はフェリーニの「道」を手掛けたカルロ・ポンティ。頑固で酒飲みの鉄道機関士。仲間からも息子、娘からも孤立していく彼に末息子だけは尊敬の眼差しを向ける。イタリアの社会派の監督P・ジェルミが主演も兼ねた不朽の名作。不良息子がネックレスを持ち出すのを知っていながら見て診ぬふりをする母親の気丈さも印象深い。

《キャスト》
出演:ピエトロ・ジェルミ、エドアルド・ネボラ、ルイザ・デラ・ノーチェ
《スタッフ》
製作:カルロ・ポンティ
監督・脚本:ピエトロ・ジェルミ
脚本:アルフレード・ジャンネッティ、ルチアーノ・ビンチェンツォーニ
撮影:レオニーダ・バルボーニ
音楽:カルロ・ルスティケリ
《作品データ》
原題:Il ferroviere
製作国:1956年イタリア映画
上映時間:115分
映倫区分:G
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地上より永遠に/モンゴメリー・クリフト















《ストーリー》
真珠湾攻撃前夜、1941年夏のハワイ、ホノルルのスコフィールド米軍基地が舞台。この兵営G中隊にラッパ手のプルーイットが、転属してきた。ボクシング狂で自分のチームの強化を図る中隊長が、かつてボクサーだったプルーイットに声をかける。妥協を知らないプルーイットはかつて試合中に親友を失明させたこともあって、中隊長の誘いを断る。人柄も良く機転もきく曹長ウォーデンはプルーイットを説得しようとするが、効果はなかった。彼は、孤立無援となり、分隊長らにひどいシゴキを受け始める。

そんなプルーイットの味方は兵士のアンジェロ・マジオただ一人だった。だが彼も営倉係長に難癖つけられ、鉄格子のなかに放り込まれてしまう。中隊長は無能で何も出来ず、彼に愛想をつかした夫人カレンは男たちと浮名を流し、現在は要領のいいウォーデンと浮気をしている。一方、プルーイットは元ウェイトレスのロリーンと恋におちる。しかし、アンジェロがジェームズに痛めつけられ殺されたのを見たプルーイットはナイフで決闘しジェームズを殺し、ロリーンの家に隠れる。

そして12月7日の朝、日本軍の奇襲が始まった。混乱の中でプルーイットは仲間の兵士に背後から銃撃されてあっけなく命を落とす。「彼こそ立派な人間だった」というウォーデンの言葉が虚しく響いた。F・シナトラの繊細な演技がみごと。アカデミー賞総ナメも納得です。
《キャスト》
出演:バート・ランカスター、モンゴメリー・クリフト、デボラ・カー、フランク・シナトラ
《スタッフ》
監督:フレッド・ジンネマン
脚本:ジェームズ・ジョーンズ(原作)ダニエル・タラダッシュ
製作:バディ・アドラー
音楽:ジョージ・ダニング、モリス・ストロフ (音楽監督)
撮影:バーネット・ガフィ
《作品データ》
原題:From Here to Eternity
配給:コロンビア映画
製作国:アメリカ合衆国
公開:1953年8月5日
上映時間:118分
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子供 食事

2012年4月4日水曜日

ヒート/アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ




《ストーリー》
犯罪のプロフェッショナル、ニール・マッコーリーは、クリス、チェリト等と現金輸送車を襲い有価証券を奪う。捜査にあたるロス市警のヴィンセント・ハナは、相手が周到に計画して輸送車を狙った事、小金には目もくれずに3分以内(警官が到着する前)にその場を去った事、逃避用のルートがアクセスしやすい場所を選んで輸送車を狙った事などからプロの手口と断定する。
そして現場からの「スリック」というニックネームを手掛かりに、次第にマッコーリー達へ近づいていく。とある日、ニールの元にイーディという若い女性が現れ、瞬く間に恋に落ちる。そして、ニールは彼女を愛するが故に、次の銀行強盗を最後に堅気の暮らしに入ろうと決意するのだった。やがて決行の時、タレ込みを受け現場に駆けつけたヴィンセント達と、ニール一味は、壮絶な銃撃戦を繰り広げるのだった……。
この銃撃戦は、実際に起った事件からヒントを得ています。当時は、ポリスカーにはライフルが積んでいないので犯人と交戦するために銃砲店からライフルを借りて応戦したようです。そして、それまでリボルバーに固執していたアメリカの警察官たちが現在のオートマチックに切り替えるきっかけにもなった事件です。確か1980年代の後期と思います。ちなみに、撮影現場はちょうど、ロサンゼルス市警に面した大通を遮断して行われました。

《キャスト》
出演:アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ、バル・キルマー、トム・サイズモア、ウェス・スチュディ、エイミー・ブレネマン、ミケルティ・ウィリアムソン、ダイアン・ベノーラ
《スタッフ》
監督・脚本:マイケル・マン
製作総指揮:ピーター・ジャン・ブルージ、アーノン・ミルチャン
製作:マイケル・マン、アート・リンソン
撮影:ダンテ・スピノッティ
音楽:エリオット・ゴールデンサル
《作品データ》
原題:Heat
製作国:1995年アメリカ映画
配給:日本ヘラルド映画
上映時間:171分
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