2012年6月15日金曜日

父親たちの星条旗/クリント・イーストウッド


父親たちの星条旗
《解説&ストーリー》
「ミスティック・リバー」「ミリオンダラー・ベイビー」の巨匠クリント・イーストウッド監督が、太平洋戦争で壮絶を極めた硫黄島での戦いを、アメリカ側、日本側それぞれの視点から描く2部作の第1弾。

硫黄島の擂鉢山に星条旗を掲げる6名の兵士を写した有名な戦争写真の裏側に秘められた真実の物語を描く人間ドラマ。写真に登場する6名のうちの一人ジョン・ブラッドリーを父に持つジェイムズ・ブラッドリーの著わしたノンフィクション『硫黄島の星条旗』を基に、凄惨な硫黄島での戦いと、戦場を生き延び帰還した3名の若者が、自らの思いとは無関係に“勝利の象徴”として英雄に祭り上げられ、戸惑いや苦悩を深めていくその後の人生を静かに見つめていく。なお、2部作の第2弾は日本側から描く「硫黄島からの手紙」。

太平洋戦争末期、硫黄島に上陸したアメリカ軍は日本軍の予想以上の抵抗に苦しめられ、戦闘は長引き、いたずらに死傷者を増やす事態に陥っていた。そんな中、擂鉢山の頂上に星条旗が高らかに翻る。この瞬間を捉えた1枚の写真が銃後のアメリカ国民を熱狂させた。星条旗を掲げる6名の兵士、マイク、フランクリン、ハンク、レイニー、アイラ、ドクは一躍アメリカの英雄となるのだった。

しかし、その後祖国に帰還したのはドク、アイラ、レイニーの3人だけだった。国民的英雄として熱狂的に迎えられた彼らは、戦費を調達するための戦時国債キャンペーンに駆り出され、アメリカ各地を回るのだったが…。
<allcinema>

《キャスト》
出演:ライアン・フィリップ、ジェシー・ブラッドフォード、アダム・ビーチ、ジェイミー・ベル、バリー・ペッパー、ポール・ウォーカー、ジョン・ベンジャミン・ヒッキー、ジョン・スラッテリー
《スタッフ》
監督:クリント・イーストウッド
製作:スティーヴン・スピルバーグ、クリント・イーストウッド、ロバート・ロレンツ
原作:ジェームズ・ブラッドリー
『硫黄島の星条旗』(文春文庫刊)/『父親たちの星条旗』(イースト・プレス刊)、ロン・パワーズ
脚本:ポール・ハギス、ウィリアム・ブロイルズ・Jr
撮影:トム・スターン
美術:ヘンリー・バムステッド
衣装:デボラ・ホッパー
編集:ジョエル・コックス
音楽:クリント・イーストウッド
《作品データ》
原題:Flags of Our Fathers
製作年:2006年
製作国:アメリカ
配給:ワーナー・ブラザース映画
初公開年月:2006/10/28
上映時間:132分
ジャンル:ドラマ/戦争
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